私と横笛 横笛協会会員が語る 笛への想い、笛とのつき合い方

過去のコラム

vol.04 練習を重ね、私も最高賞いただきました。

vol.04 教師 下地 幸夫の写真
教師
下地 幸夫
Profile
2010年 琉球新報社主催芸のコンクール笛部門最高賞合格
教師

10年前に喜舎場孫好横笛研究所に入門いたしました。生まれて初めて触る横笛は持ち方すら分からない。音楽とほとんど縁のないこれまでの人生だから音感はなく、耳は開かず眼は閉じたきり、開いているのは口ばかり、口があいていては笛は鳴らないので黙々と練習あるのみ。喜舎場孫好師匠には、熱意を込めて手取り足とりの指導をしていただきました。
入門3年目の初の新人賞挑戦は見事に落選。その後は新人・優秀に合格。そして今回(2010年)は最高賞に合格と、これまでの努力が実り喜びもひとしおです。

これまで私を支えて下さった伝統音楽協会、横笛協会、研究所の仲間と師匠への感謝の思いでいっぱいです。私は3日も練習しないとひと昔前に戻ってしまう程度の技量なので、今後はみんなに迷惑をかけないように笛を吹き続けたいと思います。
今後ともご指導の程宜しくお願いいたします。

*編集者コメント
下地さんは、喜舎場孫好氏の開催する視覚に障害のある方のための笛教室の仲間です。皆さん、大変音感がよく、下地さんに続き2011年は金城利信さんが最高賞に合格。楽しく、頼もしい笛仲間です。

平成23年12月9日

このページの先頭へ